早稲田大学スポーツ科学学術院
2022 年 7 巻 2 号 p. 201-207
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労作性熱射病の予後は中枢神経障害を伴う深部体温40°C以上の状態が30分以上続くと悪化するとされている.そのため病院搬送前から積極的な治療をすることが望ましいが,日本においては医療制度の観点から病院外での治療の実践が極めて困難な実態がある.他方で大型スポーツ大会においては本邦においても医療者が現場に配属していることから,その特性を活かせば労作性熱射病のプレホスピタル対応の実践が可能な場合もある.
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