日本微生物學病理學雜誌
Online ISSN : 1883-695X
ISSN-L : 1883-695X
塩基性色素生體染色之研究 (其2)
恒温動物 (中胚葉性細胞)
松村 達
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1931 年 25 巻 5 号 p. 645-662

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抄録
塩基性色素ノ代表的色素のいとらーる赤ヲ以テ, 恒温動物らつて及まうすニ體内生體染色ヲ施シ, 此等動物ノ中胚葉性各種細胞ニ於ケル生體原形質染色ノ分布ヲ見タリ. 而シテ研索セル中胚葉性各種細胞中, 研索手技上生體染色ヲ明カニ認メ難キ卵細胞ノミヲ除ク時ハ, 總テ生體染色ヲ呈スルヲ認メタリ.尚又組織球性細胞ハのいとらーる赤ニ對シテモ最モ親和性強キ細胞ナルコト及生體染色機轉ハ電氣的吸着ノ外ニ別ニ生化學的作用アルモノナルコトヲ認メタリ.
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