著者所属:College of Agriculture, University of Riyad, Saudi Arabia. Faculty of Agriculture, Ibaraki University, Ami Ibaraki-Prefecuture, Japan 東京大学農学部
1969 年 19 巻 6 号 p. 407-412
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日本型×印度型の1組合せについてF4までの集団を無選抜で維持し、F4で結実した76個体について、F5で系統を栽培して収量ならびに米質に関与する10形質を調査した。その結果雑種系統では両親の諸形質、とくに米質を支配する形質と収量を支配する形質とが数個の例外を除いて殆んど自由に組み換えられることが認められた。このことは印度型の米質をもち、日本型の収量その他の諸形質をもつ品種の育成が困難でないことを示している。
Breeding Science
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