著者所属:香川大学農学部
1974 年 24 巻 5 号 p. 207-210
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A.tuberculatus(2n=58)とA.Manihot(2n=68)との相反交雑では,前者を母親にした場合にのみ,交雑に成功した。F1は著しく雑種強勢を示し,草丈は勿論,葉,花,等は両親よりも大きかった。F1の花粉稔性は著しく低く,種子は完全に不稔であった。F1植物の体細胞の染色体数は2n=63であり,成熟分裂では,大部分の細胞が63Iを示した。したがって,両親の問に相同のゲノムは存在しないことが判明した。
Breeding Science
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