育種学雑誌
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カンキツ葯培養における花粉胚横体の発達過程
日高 哲志大村 三男
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1989 年 39 巻 2 号 p. 169-178

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抄録
材料には,場内のカラタチとサワーオレンジのそれぞれ1本の木から採取した,1核期前後の花粉を含むと思われる若い葯を用いた. 培地は,MS培地に0.15Mしょ糖を加え,植物生長調節物質として,カラタチには10-6MIAA及び10-5Mカイネチンを加え,サワーオレンジにはそれぞれ10-7Mを加えたものを用いた.培地の寒天濃度はO.8%,pHは5.8に調整した.培養は27℃の暗黒下で行なった. 花粉からの胚横体形成過程の観察のために,置床後3日おきに66日目まで,管ビン20本分の葯を取り出し,FAA液に固定した.その後工タノール-n-ブタノールシリーズで脱水し,8-12μmのパラフィン切片とし,サフラニンO,ファーストグリーンFCFで染色して観察した.
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© 日本育種学会
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