育種学雑誌
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大麦地方系統の競争力と地域との交互作用
長内 俊一後藤 寛治
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1958 年 8 巻 2 号 p. 83-88

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抄録
(1)「細稈2号」の地方系統の競争力に関する比較試験を北海道の北見で行った。この試験は,先に三島で行ったものに対応するもので,検定親が異る以外は,前者と同一設計によって実施した。又材料には,北海道に分布するX群のA-S(春播型)とC(秋播型)系統,青森産のY群に属するD系統,及び仙台以南に分布するZ群からEとG系統を選んで供試した。ったものに対応するもので,検定親が異る以外は,前者と同一設計によって実施した。又材料には,北海道に分布するX群のA-S(春播型)とC(秋播型)系統,青森産のY群に属するD系統,及び仙台以南に分布するZ群からEとG系統を選んで供試した。(2)耐冬性の点では,C系統が最も優った(第1表)。検定親中,,岩手穂揃一号は,他の検定親に比し競争力が強く,越冬直後の観察によれば,いづれの地方系統に対してもその冬損被害度を増した(第1表)。検定親との競争状態で被害度を増す割合では,A-S系統が最低を示し他系統との共存状態で,単植の場合より有利に越冬する可能性が考えられた(第3表)。
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