産業技術総合研究所 人工知能研究センター 産総研・早大 生体システムビッグデータ解析オープンイノベーションラボラトリ 東京大学大学院 新領域創成科学研究科
2020 年 1 巻 1 号 p. 12-17
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タンパク質、RNA、DNAは、いずれも配列構造をもつ分子であり、配列を変異させることでその機能を改変できる。生体分子の機能改良は配列空間の探索問題であり、機械学習などの情報科学的手法が威力を発揮する。抗体の結合親和性、酵素の反応活性、mRNAの翻訳効率、プロモーターDNAの転写活性など、様々な生体分子の機能改良において、機械学習の有効性が示されてきた。本稿では、機械学習による生体分子の機能改良について、筆者の研究やその他の研究事例を紹介する。
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