臨床化学
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Counting Immunoassay (CIA) 法によるC-Reactive Protein (CRP) 測定法の検討
大竹 皓子大塚 芳子石橋 みどり加野 象次郎入 久巳
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1992 年 21 巻 4 号 p. 259-265

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抄録
ラテックス凝集反応と粒子計測法とを組み合わせたcounting immunoassay (CIA) 法を原理とするPAM-A-20装置での全自動分析法により, 血清および血漿のC-reactive protein (CRP) 値を測定した。同時再現性は0.96-2.59% (n=10, x=8.05-152.30μg/dl), 日差変動は2.51-3.41% (n=10, x=16.22-8553.8μg/dl) であった。本法の検出感度は, 0.1μg/dlでradioimmunoassay (RIA) 法に匹敵するものであった。20代から60代の健常人の血清CRP値は3.03-159.25μg/dl (中央値; 21.96μg/dl, n=234), 性別では男性 (中央値; 29.30μg/dl, n=119) が女性 (中央値; 16.49μg/dl, n=115) よりも有意に高値であった。また, 臨床的に感染症の疑いがなかった生後9日以内の新生児の血漿CRP値は, 生後1日目の中央値が119.1μg/dl (n=10, SD=108.8), 2日目では432.8μg/dl.(n=44, SD=536.5) と上昇し, 以後は漸減して7日後には11.8μg/dl (n=7, SD=6.6) となった。
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© 日本臨床化学会
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