土木学会論文集
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砂被覆による発破減音性状と伝播予測に関する実験的検討
小林 茂雄世一 英俊池田 義之中川 浩二
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1993 年 1993 巻 462 号 p. 43-52

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抄録
構造物の解体に発破工法を用いる場合, 高爆速の爆薬が必要であること, 張り付けタイプの爆薬を用いる場合があることから騒音の制御が大きな問題である. 本研究では特殊な衝撃音である爆発音について, 砂厚, 薬量, 距離についてのパラメトリックな検討により減音材として砂を用いた場合の減音効果の特性を明らかにするとともに, それらの関係を定式化し精度の高い音圧ピーク値予測式を導いた. また実際の施工への本式の適用性についても論じた.
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© 社団法人 土木学会
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