土木学会論文集
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都心部街路における駐停車待ち交通量の推定と駐車規制及び指導の効果に関する研究
堂柿 栄輔五十嵐 日出夫Mitsuru Saitoh
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1994 年 1994 巻 500 号 p. 21-30

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抄録
本研究では, 路上駐停車待ち交通の発生量を待ち行列モデルにより推定し, 通過交通量との比較を行った, この結果, 特にうろつき交通が交差点交通に強い負荷をかけていること, また路上駐車に対する駐車規制や自主規制が, うろつき交通の削減による実質的な交通容量の改善に寄与していることが示され, 路上駐車への対応策として駐車時間の短縮による路側の効率的な利用が有効であることを示した.
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