土木学会論文集
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構造物-杭-地盤系の相互作用解析における3次元解析と2次元解析との比較
石原 哲哉三浦 房紀
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1994 年 1994 巻 501 号 p. 123-131

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抄録
本研究は, 構造物-杭-地盤系の地震応答解析を3次元有限要素法で行い, その結果に基づいて, 2次元有限要素法で同様な解析を行う場合の解析方法等について検討するものである. 初めに, 境界の設定位置が連成系の応答に及ぼす影響について検討し, 3次元の地震応答解析を行う. 次に, 2次元解析で地盤の奥行き方向解析幅を変えて, 上部構造の応答が3次元のそれと一致する条件を求める. 最後に, 3次元解析と2次元解析とで建物の応答および杭応力の比較検討を行い, 両者の差異を明らかにする.
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