土木学会論文集
Online ISSN : 1882-7187
Print ISSN : 0289-7806
ISSN-L : 0289-7806
半無限層状地盤内のシールド・トンネルの横断面耐震解析
竹宮 宏和王 海波
著者情報
ジャーナル フリー

1995 年 1995 巻 525 号 p. 227-235

詳細
抄録

本論文では, 動的サブストラクチャー法による地盤-埋設構造物系の動的相互作用解析を振動数領域において論じた. まず, 表面分布加振による Lamb の解を利用して半無限層状の放射波動に対する遠地盤インピーダンスを効率的に安定して評価できる, また併せて有効入力動も計算できる手法を開発し, これを不規則領域の有限要素法へ導入するハイブリッド解析を提案している. 例題解析は, 一様/層状地盤内の双設シールド・トンネルを対象とし, その横断面方向の挙動の把握を地盤の層状性, 入射波の種別, 入射角, 構造物の建設位置をパラメータとして行なった.

著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top