土木学会論文集
Online ISSN : 1882-7187
Print ISSN : 0289-7806
ISSN-L : 0289-7806
シールド掘進による地盤変位の実用予測手法の提案
宮川 房夫久保 泰文町田 茂一水谷 進坪井 康之
著者情報
ジャーナル フリー

1995 年 1995 巻 528 号 p. 115-129

詳細
抄録

最近の密閉型シールド工法では, テールボイド部の応力解放による地盤の緩みに加え, ジャッキ推力による地盤の押し広げが問題となることが多い. 本研究は, シールド掘進による地盤変位の予測手法として, 従来のテールボイド部の応力解放に加え, ジャッキ推力による地盤の押し広げも考慮できる二次元有限要素による実用的な新手法を提案し, 硬質地盤における泥水式シールド工法を対象として, その適用性を検証したものである.

著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top