土木学会論文集
Online ISSN : 1882-7187
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長大斜張橋の静的挙動に関する考察
謝 旭山口 宏樹伊藤 学
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1996 年 1996 巻 537 号 p. 205-215

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抄録
スパン1000mを超える長大斜張橋では, 大きな初期断面力及びケーブルのサグの影響などによって, より厳密にその力学特性を予測する必要性が高くなる. 本論文では, 幾何学的非線形性を合理的に考慮した斜張橋の解析方法を提案し, 中央支間1500mの設計案を例として, 構造の面内荷重による非線形挙動及び面外の対風挙動を解析し, 長大斜張橋の力学特性とケーブルや桁への風荷重の取り扱い方が橋の挙動結果に及ぼす影響を考察した.
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© 社団法人 土木学会
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