土木学会論文集
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ILB舗装の目地を歩きやすさの感覚から評価する手法に関する研究
彌田 和夫山田 優
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1999 年 1999 巻 613 号 p. 263-268

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抄録
歩行者系道路の舗装にコンクリート平板やインターロッキングブロックなど, ブロック系材料が使用される機会が増加している. ブロック系材料の施工に際しては目地幅が示されているのみで, 目地の段差高や目地幅の許容範囲などは示されていない. そこで, インターロッキングブロック舗装の目地を対象に, その段差高と目地幅の分布を調査するとともに, 歩きやすさに関する官能試験を行い, 両者を比較分析した. その結果, 目地部の歩きやすさは段差高の平均値と密接な関係を有しており, この関係を用いて歩きやすさを評価する方法を提案した.
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© 社団法人 土木学会
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