土木学会論文集
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可変減衰装置を用いた構造物の実時間ハイブリツド震動制御実験
佐藤 忠信田中 悟
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2000 年 2000 巻 647 号 p. 425-433

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抄録
可変減衰装置を用いたセミアクティブ震動制御を大地震時でも構造物の安全性を確保できる最有力制御方式と位置づけ可変減衰装置の実用化に関する研究を行う. モータの発電作用を利用して減衰力を発生させる電磁型可変減衰装置を試作して, 既に開発済みのオイル型可変減衰装置と共に装置が発生する減衰力の制御性を実験的に確認する. さらに計算機と実模型の間でデータのやり取りをオンラインで行う実時間ハイブリッド震動制御実験を実施し, 実験結果と計算機による数値解析結果を比較することで可変減衰装置を用いた構造物の震動制御への適用性に対して検討を与える.
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