土木学会論文集
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節理の破壊を考慮したひずみ軟化解析手法と大規模地下空洞掘削への適用
田坂 嘉章宇野 晴彦大森 剛志工藤 奎吾
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2000 年 2000 巻 652 号 p. 73-90

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抄録
本研究では, 節理などの不連続面が多数介在する不連続性岩盤における大規模地下空洞掘削時の異方的な岩盤挙動を予測・評価するため, 任意の一方向に卓越する節理の破壊を考慮した等価連続体解析手法を提案した. 本手法は, 岩盤の強度・変形異方性に加え, ひずみ軟化挙動を考慮できることが特徴であり, これを幾つかの節理群が存在する堆積岩系および火成岩系の不連続性岩盤における空洞形状, 土被りが異なる既設地下発電所空洞の掘削解析に適用した. その結果, 本手法が不連続性岩盤における大規模地下空洞掘削時の異方的な岩盤および支保の挙動を概ね再現できることを確認した.
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© 社団法人 土木学会
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