抄録
正会員建築修パートナー Associated Architects & Planners (〒410-0044静岡県沼津市五月町18-23)
本論文では, 20世紀初頭の自然保護から1960年代の環境主義への変遷過程において重要な役割を担ったベントン・マッカイの環境保全計画に焦点を当てる. 彼は進歩主義的な自然保護を推進するなか, 自然保護と地域計画を融合させ, また生態系に基づいた広域的レベルの環境保全計画を推奨した. 更に, 彼は連邦政府や環境保護団体に影響を与え, 環境主義運動に貢献した中のひとりである. 本論文の考察では, 彼の環境保全計画の手法を明らかにすると共に, 社会的システムの観点から地域に基づいた連邦政府の管理体制システムの再構築の提言などを論じる.