土木学会論文集
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部分的な除荷・再載荷を含む履歴を表す修正 Menegotto-Pinto モデルの提案
堺 淳一川島 一彦
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2003 年 2003 巻 738 号 p. 159-169

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抄録
RC橋脚の非線形復元力特性を表すためには, コンクリートおよび鉄筋の構成則を適切に与えることが重要である. こうした解析では, 軸方向鉄筋の構成則に1970年代に Giuffre, Menegotto, Pinto によって提案されたモデルがよく用いられるが, 小さな振幅で除荷・再載荷を受けると, 剛性が急に大きくなり, 応力を過大評価する場合があることが指摘されている. そこで, 本研究ではこの問題点に着目し, この原因を明らかにするとともに, これを修正したモデルを提案する.
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© 社団法人 土木学会
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