土木学会論文集
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荷重履歴を受けるシールドトンネル横断方向の挙動に関する研究
南木 聡明藤田 逸郎小泉 淳
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2003 年 2003 巻 750 号 p. 27-38

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抄録
現在, 近接施工等の影響により, とくにトンネルの完成後に荷重の変動を受けるシールドトンネルの設計および安全性の検討には,「履歴を考慮する方法」と「履歴を考慮しない方法」との2つの方法が併用されている. しかしながら, どちらがより合理的な設計法であるかは未だ明確になっていない.
本論文は, このような荷重の変動を受けるシールドトンネルを想定して, 土槽を用いた模型実験を行い, その結果とこれら2つの設計法による数値解析の結果とを比較し, どちらがトンネル横断方向の挙動をより明確に表現できる設計法であるかについて検討を行ったものである.
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© 社団法人 土木学会
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