土木学会論文集
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剛塑性極限解析および模型実験による粒状体の力学的挙動に関する研究
山田 辰男田村 武
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2003 年 2003 巻 750 号 p. 69-76

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抄録
本研究は, 数値解析を用いることにより, 粒状体材料の巨視的な塑性挙動特性及び力学特性を, 粒子の微視的な挙動に着目して把握することを目的とする. 接触点には Mohr-Coulomb 型の摩擦抵抗が働くとして, 全体の挙動は各要素の「すべり」と「ころがり」のみに起因すると簡単なモデルを用いる. 一方, 系の崩壊メカニズムと極限荷重の比較検討のために2次元要素積層体を用いた模型実験を行い, 解析の妥当性を検証する.
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© 社団法人 土木学会
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