土木学会論文集
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学習過程を考慮したデルファイ型CVMの意義と課題に関する研究
菊地 渉青山 吉隆中川 大松中 亮治
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2004 年 2004 巻 751 号 p. 71-82

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抄録
本研究では, まずCVM (仮想評価法: Contingent Vialuation Method) による非市場財の価値計測に対する近年の批判的主張の内容を整理するとともに, CVMの価値計測理論において財の数量変化や所得変化などに対する回答者の認識と評価値の関係など, 仮想的な状況下における人びとの選好がどのように説明されているかについて理論的に考察する. そして, それらの考察結果を踏まえ, 信頼性のある評価値を計測するためには財に対する「学習」が必要であることを示したうえで, それに対応する新たな価値計測手法としてCWを応用したデルファイ型CVMを提案する. さらに, 提案した手法を用いて, ケーススタディを実施し, その手法の有用性を検証する.
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© 社団法人 土木学会
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