土木学会論文集
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光ファイバセンサ変位計における地盤変位計測法に関する考察
小野 紘一大島 義信杉浦 邦征
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2004 年 2004 巻 752 号 p. 147-157

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抄録
本論文では, 光ファイバセンサであるFBGセンサを用いた地盤変位計の開発に際し, その基本原理として曲率-変位変換方法およびその精度の検討成果をまとめた. 曲率-変位変換に先だって曲率分布の近似が重要となるが, 本研究では, 多項式による近似法と, スプライン関数による補間法を比較した. また精度評価において, 仮想的な曲率分布とそのばらつきを用いた数値実験に基づき検討を行い, また地盤変位計の曲げ変形試験によっても基本性能の確認を行った. 以上の結果, 任意の地盤変形に対して, センサ設置断面を多くかつ均等に配置し, スプライン補間による変位算定をおこなうことで, より高い精度が期待されることがわかった. 今後, 以上の検討結果を踏まえ, 実地盤での計測により, 実大スケールでの地盤変位計測への適用性を検討する必要がある.
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