土木学会論文集
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破砕性火山灰地盤の力学特性の評価
八木 一善三浦 清一
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2004 年 2004 巻 757 号 p. 221-234

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抄録
本研究では, 北海道にある代表的な火山灰地盤において原位置試験 (SPT, CPT, SCP試験) を行い, さらに不撹乱と再構成試料に対する三軸圧縮試験および繰返しせん断試験を併せて実施し, 原位置火山灰土の力学特性と適切な評価法を調べている. 試験結果から, 破砕性火山灰土の排水せん断では粒子破砕の効果による圧縮変形と粒子の再配列が顕著になるため, 不撹乱供試体のせん断強度に及ぼす固結や構造異方性の影響は小さいことが明らかになった. また拘束圧が低い場合, 原位置火山灰土の液状化強度に及ぼす固結, 構造異方性, 粒径および細粒分の影響は大となることが判った. さらにSPT試験時に生ずる粒子破砕を調べ, それが室内と原位置試験で得た強度定数の相関に及ぼす影響について考察した.
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© 社団法人 土木学会
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