土木学会論文集D
Online ISSN : 1880-6058
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和文論文
交通需要と経路選択の確率変動を考慮した確率的交通ネットワーク均衡モデル
中山 晶一朗高山 純一
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2006 年 62 巻 4 号 p. 537-547

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抄録
 災害や事故が発生していない通常の交通状況下では,交通ネットワークの不確実性の主な原因として,交通需要や個々人の経路選択が日々変動することが挙げられる.これらの交通需要及び経路選択を確率事象として捉え,本研究では,交通需要が確率的に変動するとともに,経路選択が確率的に行われる場合の確率的ネットワーク均衡モデルを構築する.本モデルでは,交通需要と経路選択の両方が確率的であるため,交通量及び旅行時間が確率的に変動する.この提案したモデルを利用,そして発展することにより,交通ネットワークの不確実性や旅行時間信頼性の評価とともに,交通量や旅行時間の確率的な性質の理論的な解明が可能となると期待できる.
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© 2006 社団法人 土木学会
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