抄録
アスファルト混合物の締固め方法や締固め度を変えて作製したWT供試体にグルービングを施工し,接地圧1.1MPaのWT試験によりグルービングの塑性変形抵抗性を評価した.その結果,航空機の走行を模擬したゴム輪の走行で締固め度を約98%から約100%に高めた場合,グルービングの残存率は最大で約1.4倍となることを示した.また,グルービングを施工していないWT供試体から採取したコアをX線CTで撮影し,アスファルト混合物表面近傍の締固め度を評価した.その結果,ゴム輪の走行による締固めで深さ2~5mmの締固め度が高くなることと,深さ2~5mmの平均締固め度がグルービングの残存率と正の相関を示すことを示した.