2019 年 75 巻 2 号 p. I_201-I_207
道路橋RC床版が疲労,塩害,凍害,ASR等による劣化で損傷している事例が発生しており,防水対策が重要となっている.防水層とともに舗装も遮水性を有しているが,床版損傷の原因が舗装の劣化,ひび割れ等による遮水性が低下する(床版への水の浸入)との報告もある.現在,土木研究所では,「床版防水に配慮した橋面舗装の打換え技術に関する研究」を実施しており,その研究の一環として,床版が土砂化等で損傷している橋面舗装の実態を調査するため,舗装コアを採取して水の浸入の確認と遮水性などの試験を行った.その結果,舗装体の遮水性が高くても舗装端部,施工打継目,ひび割れ部から雨水が浸入することを確認した.