土木学会論文集A1(構造・地震工学)
Online ISSN : 2185-4653
ISSN-L : 2185-4653
和文論文
鋼材の表面粗さパラメータと高力ボルト摩擦接合継手のすべり係数
森 猛田坂 康介一宮 充小笠原 照夫
著者情報
ジャーナル フリー

2011 年 67 巻 2 号 p. 446-453

詳細
抄録
 3つの粗さパラメータ(算術平均粗さ,最大高さ粗さ,十点平均粗さ)間の関係を明らかにした上で,表面粗さがすべり係数に与える影響とすべり係数を整理するための適切な粗さパラメータについて検討する,すなわち,粗面状態の鋼板表面処理状況に応じたすべり係数を提案することを目的とし,高力ボルト摩擦接合継手の引張試験を行う.そして,すべり係数を整理するためのパラメータとしては,算術平均粗さRaと平均長さRSmを用いたRa2/RSmが適切であり,Ra2/RSmの値が0.25μm以上の領域ではすべり係数0.4,0.35μm以上の領域では0.5,0.45μm以上の領域では0.6を満たすという結果を得た.
著者関連情報
© 2011 公益社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top