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土木学会論文集A1(構造・地震工学)
Vol. 70 (2014) No. 4 p. I_830-I_838

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http://doi.org/10.2208/jscejseee.70.I_830

地震工学論文集第33巻(論文)

 2011年東北地方太平洋沖地震における係留施設の被害に,岸壁前面のはらみだしや岸壁背後地盤の沈下といった被害が報告されている.こうした被災岸壁の中には,背後地盤に岩ズリ材が使用されている場合があり,特に岸壁背後の地表面の沈下は地震時の岩ズリの体積収縮が寄与していることが考えられる.
 本論文では,せん断土層による振動実験を実施し,相対密度と体積ひずみの関係を示した.また,被災した岸壁を模擬したケーソン式岸壁模型振動実験を実施し,重力式岸壁の地震時水平変位が岩ズリ部の密度にあまり依存しないことを示した.さらに,実施した2つの実験について有効応力解析による検討を行い,せん断土層では地表面沈下量,ケーソン模型実験では岸壁前面のはらみだし量,ケーソン背後直近での地表面沈下量等の再現を試みた.

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