土木学会論文集A1(構造・地震工学)
Online ISSN : 2185-4653
ISSN-L : 2185-4653
地震工学論文集第35巻(論文)
圧入鋼板巻立てによる曲げ補強工法の開発とその耐震性能に関する実験的検証
梅本 洋平岩本 靖堀越 直樹大塚 久哲
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2016 年 72 巻 4 号 p. I_619-I_633

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抄録
 橋脚の耐震補強において,大規模な仮設や浚渫が必要となる河川内での施工や空頭制限を受ける場合など,周辺環境や既設構造物による厳しい制約条件下では,施工が困難で工事費が高額となるなどの課題がある.これらの課題を解決する方法として,著者らは,土中に圧入した鋼板により既設橋脚を巻き立て,既設橋脚と鋼板との隙間にフーチングに定着したアンカー筋を設置することで橋脚基部の曲げ補強を行う工法を考案した.本稿は,考案した工法において,施工面では狭隘な空間における施工性と品質の確認を行うとともに,設計面では既往の耐震補強工法との比較とあわせて,履歴特性や損傷の進展状況,補強効果を実験的に明らかにしたものである.
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© 2016 公益社団法人 土木学会
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