抄録
8つに分類した車両モデル(乗用車,小型トラック,大型トラック,ダンプトラック,タンクローリーなど)が鋼床版上を走行する際のトラフリブ・横リブ交差部のデッキプレート・トラフリブ溶接ルート部の応力変動を既に明らかとしている応力影響面を利用して求め,それらの車両モデルのレーンマーク位置変更による走行位置の変化が溶接ルート部の疲労損傷度に与える影響について検討している.その際,1箇所の溶接ルート部だけではなく,複数の溶接ルート部も対象としている.また,各車両の走行位置のばらつきも考慮している.そして,1箇所の溶接ルート部を対象とした場合には,レーンマークを300mm程度移動させることで疲労耐久性は2倍程度になる,複数のルート部を対象とした場合の疲労耐久性は1.3倍程度になる,という結果を示している.