土木学会論文集F1(トンネル工学)
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ISSN-L : 2185-6575
和文論文
幌延深地層研究所におけるショートステップ工法による立坑掘削に伴う岩盤の力学挙動に関する研究
津坂 仁和常盤 哲也稲垣 大介羽出山 吉裕小池 真史井尻 裕二
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2012 年 68 巻 2 号 p. 40-54

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抄録
 幌延深地層研究所にて新第三紀堆積岩に施工中の立坑(内径6.5m)の深度約160mと220mにて,立坑底盤の岩盤観察,内空変位と地中変位の計測と,立坑の施工手順を再現した三次元解析を実施し,ショートステップ工法による立坑周辺岩盤の力学挙動を分析した.その結果,同工法の施工手順は,ほぼ無普請で3m掘削した後に,厚さ400mmの覆工コンクリートを構築するため,掘削に伴う岩盤の内空側への変形は覆工コンクリートにより顕著に抑制され,壁面から半径方向に概ね1mの岩盤に圧縮ひずみが生じること,また,その最大圧縮ひずみの方向と岩盤の割れ目の方向性の関係から,そのひずみは覆工コンクリートを構築するまでの掘削により,一度開口・伸展した割れ目が覆工コンクリートの構築により再び閉口するために生じることを論述した.
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© 2012 公益社団法人 土木学会
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