2019 年 75 巻 2 号 p. I_49-I_66
老朽化した管きょの再構築手法では管きょ内面被覆工法が開削工法に比べ,周辺環境に与える影響が少なく,経済性にも優れることから積極的に活用されている.そのうち,製管工法は,既設管と更生材が構造的に一体となって外力に抵抗するものであるため,既設管きょ及び複合構造の両方における評価が必要となっている.また,更生する管きょごとに評価することが基本とされているため,既設管きょの構造評価や構造解析に時間を要している.このことから,老朽化した下水道管が今後増加する中で簡易に耐震性能を照査できる手法が必要となった.本論文は,簡易な耐震性能照査手法の検討について報告するものである.