日本小児看護学会誌
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研究
思春期がん患者と親のエンドオブライフの意思決定を支えるための看護実践
小笠原 史士福井 美苗北尾 美香藤田 優一
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2025 年 34 巻 p. 18-26

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抄録

 思春期がん患者と親のエンドオブライフの意思決定を支えるために看護師が実践している具体的な内容について明らかにするため、小児看護経験5年以上で思春期がん患者のエンドオブライフケア経験がある看護師9名を対象に半構造化インタビューを行った。看護実践は、65コードが抽出され、それらの抽象度を上げ19サブカテゴリー、5カテゴリー【患者や親の治療方針の意思についての確認】、【患者が患者らしく生きるための調整】、【患者に説明するための準備】、【患者や親との信頼関係の形成】、【患者の思いやそこに至るまでの把握】が生成された。看護実践には患者を理解するための働きかけも見られた。思春期患者には意思決定する上で十分な情報が渡っていないこともあるので、看護師は患者がどのように意思決定をしているかアセスメントしていると考える。また、入院初期から患者に積極的にかかわることが意思決定のための信頼関係構築につながると考えた。

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