日本臨床免疫学会会誌
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一般演題(ポスター)
P1-047  生物学的製剤未治療関節リウマチ患者に対するアバタセプト(ABT)の有効性の検討(ABROAD試験)
関口 昌弘北野 将康松井 聖橋本 英雄並木 充夫島岡 康則前田 恵治中谷 晃之吉井 一郎柏木 聡南平 昭豪渡辺 晋波内 俊三井川 宣大村 浩一郎藤井 隆夫川人 豊西本 憲弘三森 経世佐野 統
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2012 年 35 巻 4 号 p. 350a

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抄録
【目的】RA患者に対する1st-biologicsとしてのABTの臨床成績を多施設共同で検討する.
【方法】関西地区を中心に35施設が参加するABROAD試験に登録された生物製剤未投与RA患者160例のうち24週以上経過した43例について有効性を評価した.【結果】SDAIの0,4,12,24週の平均値の推移は27.1→16.3→12.4→10.1と4週時で有意に低下し,以後経時的に改善した.CRP, MMP-3の0, 4, 12, 24週の平均値の推移はCRP (2.04→1.04→0.96→0.9),MMP-3 (217.1→156.7→130.0→113.2)といずれも4週時において有意に低下した.24週時点でSDAI, DAS28-CRPに基づく低疾患活動性(LDA),臨床的寛解(CR)に到達した症例はSDAI (LDA: 61.7%,CR: 11.9%), DAS28-CRP (LDA: 53.5%, CR:39.5%)であった.さらに高炎症反応群(治療前CRP≧2 mg/dl)および低炎症反応群(治療前CRP<2 mg/dl)における24週時点のSDAIによる低疾患活動性の達成割合は両群とも64.3%に達し,治療前の炎症反応が高い症例でも優れた有効性を認めた.またステロイドの平均投与量の推移は0,12,24週で3.27→2.73→2.07 mg(PSL換算)と12週以降,有意に投与量が減少した.【結語】1st-biologicsとしてのABTは高い有効性が示された.投与4週時点で有意な疾患活動性の改善が認められたことより,1st-biologicsで使用すれば効果発現の時期もTNF阻害剤と遜色がないことが示唆された.
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© 2012 日本臨床免疫学会
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