日本臨床免疫学会会誌
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専門スタディーフォーラム
専門スタディーフォーラム B細胞5  レギュラトリーB細胞
宮垣 朝光
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2014 年 37 巻 4 号 p. 280

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抄録
  これまでB細胞は,B細胞受容体を介して抗原を認識して活性化し,形質芽細胞や形質細胞に分化し,抗体を産生することにより,免疫応答を正の方向に制御することが広く知られてきた.また,B細胞は抗原提示,副刺激分子(CD80,CD86,OX40Lなど)を介するT細胞の活性化,サイトカイン産生などの機能も有しており,免疫反応において,多彩な役割を果たしている.一方,以前より複数のマウスモデルでB細胞の中には免疫応答を負の方向に制御するサブセットが存在することが証明されてきた.近年になり,B細胞が抑制性サイトカインであるIL-10やTGF-βを産生することにより免疫反応を制御することが明らかになり,それらのB細胞は総称してレギュラトリーB細胞(制御性B細胞)と呼ばれている.その中でIL-10を産生するB細胞はCD1dhiCD5+CD19hiという独特の表現型を有しており,一つのサブセットを構成している.本講演ではこのIL-10産生レギュラトリーB細胞について,免疫反応抑制メカニズムについての最新の知見を交えながら紹介したい.
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© 2014 日本臨床免疫学会
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