コミュニティ心理学研究
Online ISSN : 2434-2041
Print ISSN : 1342-8691
シンポジウム
被害者のための専門家の連携―臨床的・法的介入を必要とした事例―
オリバー フォークス
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2005 年 8 巻 1-2 号 p. 36-39

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抄録

これから,対人間及び家族内の暴力被害者で,私が実際にあたりましたケースのことを3例お話ししたいと思います。これらの3つのケースを選んだのには2つの理由があります。ひとつは,それぞれがアメリカにおいて非常によく見られる,よくあるケースだということです。私,そしてメアリーも日常的に遭遇するケースです。そして,このそれぞれのケースが多様な専門家,それぞれの専門の領域を越えた協働の可能性というものを示しているものであるからです。専門家には,私自身もそうですが,弁護士、メンタルヘルスケアに携わっている人,心理学者,心理療法土,そして被害者のために擁護するアドボケーターも含まれます。最初はサラのケースです。

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© 2005 日本コミュニティ心理学会
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