計算機統計学
Online ISSN : 2189-9789
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連結線分図とそれに基づく検定統計量
白旗 慎吾
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1992 年 5 巻 1 号 p. 45-57

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抄録
データのグラフ表現は,データのもつ情報を,視覚による直観により把握することを目的に開発されてきた.ただし,直観のみでは我田引水の解釈に陥りやすく,数理的解析が可能なことが望ましい.本論文では,脇本や著者らが発表してきた一連の連結線分図に基づく方法を紹介する.多くの場合に,連結線分図はグラフによる直観的解釈を与えるとともに,その直観を表現する統計量の構成を可能にする.
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© 1992 日本計算機統計学会
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