熱測定
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ブルース石の脱水を用いた超高圧下における定量的示差熱分析の試み
福井 宏之桂 智男大高 理
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2004 年 31 巻 1 号 p. 2-5

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抄録
ブルース石の脱水反応を高圧示差熱分析(HP-DTA)により測定した。ブルース石,ペリクレイス及びH2O流体の熱力学データから,ブルース石の脱水反応熱を温度と圧力の関数として算出した。ブルース石の脱水反応熱は6万気圧まで,高圧下での定量的示差熱測定の熱量の基準として使用できると考えられる。装置定数は1.2×10-3JK-1s-1となった。
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