Cardiovascular Anesthesia
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症例報告
声門下狭窄患者に対して一期的に気管切開術と冠動脈バイパス術を行った麻酔経験
宜野座 到渡邉 洋平和泉 俊輔野口 信弘照屋 孝二垣花 学
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2020 年 24 巻 1 号 p. 79-83

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抄録

 38歳の女性,冠動脈3枝病変の不安定狭心症に対して人工心肺下冠動脈バイパス術(On-pump coronary artery bypass, ONCAB)が予定された。麻酔導入後,声門下狭窄に伴う挿管困難が判明した。適切な気道確保を行わなければ,周術期の呼吸器合併症のリスクが高いと判断し,一旦手術を延期しアプローチ法を検討した。後日,上気管切開術と下部胸骨部分正中切開による一期的ONCABを施行し良好な術後経過を得た。

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© 2020 一般社団法人 日本心臓血管麻酔学会
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