社団法人 予防衛生協会
国立予研 筑波医学実験用霊長類センター
1991 年 10 巻 1-2 号 p. 1-2_87-1-2_91
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光透過率が異なるゴグルを着用した観察者の眼に対するカニクイザルの凝視反応を利用する視覚判定簡便法(鈴木ら,1988)を,両眼ならびに片側眼に異常所見,すなわち,網膜変性や白内障の認められる個体に適用し,正常所見を示す個体と比較した。その結果,正常個体に比し,両眼異常所見個体の視覚機能は明らかに劣っていた。一方,片側眼のみ異常所見個体の視覚機能は正常個体とほぼ同様であった。
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