安部動物病院
上福岡動物病院
2001 年 20 巻 1-2-3-4 号 p. 31-33
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6才、避妊雌の雑種犬が左眼球結膜の腫瘤を主訴に来院した。眼科検査では2~4時部の左球結膜に赤く隆起した腫瘤が認められたが、隣接する輪部および角膜は正常であった。
腫瘤の外科的切除を試みたが、第3眼瞼接合部にも浸潤しており完全切除はできなかった。病理組織学的検査の結果、分化型肥満細胞腫と診断された。術後は内科療法を実施し病変は消失した。内科療法中止後、2年以上経過しているが、再発は認められていない。
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