シー・エス・ケー実験動物研究所
中外製薬開発研究所実験動物センター
1988 年 7 巻 1-2 号 p. 15-19
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7歳-10歳のビーグル42頭について,前眼部及び眼底像の検査を行った。全例に観察光の透過性の低下がみられたが,白内障を示す所見は得られず,水晶体核の硬化に伴う加齢性の反射亢進と推察された。そのほか前眼部での変化として,水晶体後極の樹枝状混濁がみられ,組織学的には水晶体上皮細胞の密度の低下,網膜基始部の鋸歯状縁付近における嚢胞の著しい形成,網膜の毛細血管基底膜の肥厚などが観察された。
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