元独立行政法人農研機構 農村工学研究所
東電設計株式会社 土木本部 耐震技術部,保全技術グループ
2010 年 20 巻 3 号 p. 153-159
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近年,大規模地震に対する老朽化フィルダムの安全性の評価において,耐震補強対策の必要性,対策の合理性の説明が求められていること,仕様設計から性能設計へと移行していること等から,耐震補強する場合でも,耐震補強対策の程度と地震リスクを考慮したLCCの概念に基づく耐震補強対策の最適化が求められている。本論文では仮想フィルダムを対象として,地震リスクを考慮し,築堤材料のばらつき,性能目標を設定し,動的応答解析によりレベル2地震動における安全性およびLCC(ライフサイクルコスト)の検討を行った。
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