ダム工学
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論文
2011年東北地方太平洋沖地震によるアスファルト表面遮水壁型フィルダムの被害と地震時挙動
塚田 智之山本 浩志島田 祐樹内田 善久
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2013 年 23 巻 1 号 p. 6-18

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抄録
高さ90.5mのアスファルト表面遮水壁型フィルダムの八汐ダムでは,東北地方太平洋沖地震において基盤で最大約50gal,天端でも最大約250galの加速度が観測された。これは設計段階で考慮していたレベルよりかなり小さな加速度であったが左右岸アバットにほぼ平行にアスファルト遮水壁にひび割れが生じ,漏水量が増加した。本論文はひび割れ発生原因について,加速度記録の分析に加え,3次元動的解析等も実施してその挙動について考察し,同型式のダムの構造上の留意点について取りまとめたものである。
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© 2013 ダム工学会
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