ダム工学
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RCD工法における堤体内設備の施工合理化
荒井 猛上阪 恒雄宮田 信一岡田 慎司
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2001 年 11 巻 4 号 p. 313-324

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抄録

RCD工法は, ダム施工機械の技術開発などにより, 施工方法の合理化を図り, 工期短縮による施工コストの縮減, 安全性の向上を実現するものである。一方, ダム堤体内には放流設備や管理設備を設置する必要があり, これらの据付施工をいかに短期間で確実に行うかどうかが, RCD工法の特徴である施工合理化を実現するために重要となる。本報告は, RCD工法の長所を発揮するために据付方法を放流設備メーカとダム施工業者の相互協力により工夫し, 堤体内設備の据付工期を短縮した事例を紹介するものである。

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© 一般社団法人ダム工学会
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