ダム工学
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プレクーリングを用いるダムコンクリートの温度管理方法の検討
藤原 喜啓久保田 信弥江渡 正満長谷川 悦央
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1995 年 5 巻 20 号 p. 19-27

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抄録
本論文は、プレクーリング工法を用いたダムコンクリートの打込み温度管理方法について述べたものである。一般に、ダムコンクリートの温度管理は、材料温度間の熱収支の関係からプレクーリング量を推定し、それによって冷却されたコンクリートを現場に打設した時点で温度計測することにより行う。ここでは、プレクーリングされたダムコンクリートの打込み温度管理方法を提案し、その妥当性を中筋川ダムにて検証した結果をとりまとめた。
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© 一般社団法人ダム工学会
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