ダム工学
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熱赤外線リモートセンシングによる岩盤掘削面調査
平野 勇双木 英人小池 淳子
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1997 年 7 巻 4 号 p. 225-233

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抄録
岩石や岩盤を含めすべての物体は, その表面温度に対応した熱赤外線を放射している。岩盤の表面温度は, 同一環境下であっても岩種や風化程度, 含水状態等によって差異を生じると考えられる。そこで, リモートセンシング技術の一つで, 対象物が放射する熱赤外線を遠隔より瞬時に把握することが可能である赤外線放射温度計を用いて, 道路切土法面を対象に, 熱赤外線による岩盤調査での有効性について検討を行った。
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© 一般社団法人ダム工学会
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