日本透析療法学会雑誌
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維持透析患者におけるアルミニウム蓄積量の推定
南 忠義, 古川 佳要子, 石田 正史, 平尾 健谷, 貴宝院 邦彦, 吉田 克法, 本宮 善恢
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キーワード: アルミニウム骨症
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1988 年 21 巻 11 号 p. 1045-1049

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抄録
慢性糸球体腎炎を原疾患とする維持透析患者を対象に, 血清Al, desferrioxamine (DFO) 15mg/kg負荷試験によるΔAl, および赤血球Alを測定し, Al蓄積量の推測を行なった. また, 14名の患者に対し, 7.5mg/kgと15mg/kgのDFO負荷試験を行ない, 負荷量の検討を行なった.
透析期間と血清Alとは関係は認められなかったが, ΔAlとはr=0.51の有意な正の相関を認めた. また, 赤血球Alは血清Alとr=0.55の有意な相関を認めたが, ΔAl, 透析期間とは相関はみられなかった.
DFO負荷量については7.5mg/kgで陰性 (ΔAl<150μg/l) を示した例でも, 15mg/kg負荷においてはほとんどの例が陽性を示した.
以上の結果から, 透析期間が長期に及ぶほどAl蓄積が高頻度であった. 赤血球Alは血清Alに依存し, 蓄積量を直接反映する因子でないと思われた. また, DFO負荷試験においては15mg/kg負荷が最も妥当な量であると思われた.
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