血液透析患者の右心機能について-double shunt case

大薗 英一; 葉山 修陽; 駒場 祐一; 荒井 龍彦; 原 一男; 赫 彰郎; 栗原 怜; 河辺 満彦; 米島 秀夫; 越野 正行

doi:10.4009/jsdt1985.22.395

大薗英一, 葉山修陽, 駒場祐一, 荒井龍彦, 原一男, 赫彰郎, 栗原怜, 河辺満彦, 米島秀夫, 越野正行

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1989 年 22 巻 4 号 p. 395-397

DOI https://doi.org/10.4009/jsdt1985.22.395

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抄録

2例の, 両側blood access (double shunt) による高拍出性心不全を生じた血液透析患者を報告した. 心係数は各々6.18, 7.13l/min/m²で, 片側閉鎖後5.04, 5.54l/min/m²に低下した. しかし平均肺動脈圧は著変を示さず, むしろ肺血管抵抗の増大を認めた. この事は, blood accessによって修飾された右心機能の関与が示唆された.

責任著者(Corresponding author)

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